消防士になるまでの道

公務員試験

はじめに

皆さんこんにちは。元消防士のわったんです。今は消防士になるためには??という質問に答えていこうと思います。昼夜問わず、24時間体制で勤務する消防士は、体力が必要でハードな仕事と言えます。消防署で訓練する姿や街で走っている消防車を見て、この記事を見ている皆さんも一度は憧れを持ったことがあるのではないでしょうか。そんな憧れの消防士になる方法には、色々なパターンがあるので是非参考にしてみてください!!

消太くん
消太くん

消防士ってどうやったらなれるの?資格は必要?体力は?勉強も必要?

わったん
わったん

こんにちは消太くん。今日は消太くんのような消防士になりたい人達の疑問を解消していくわな!

消太くん
消太くん

ありがとうございます!いろんなこと教えてください!

ほんなら順番に見ていこか〜

消防士(公務員)になるためには

まず消防士になるためには、大前提として各自治体の公務員試験を受験し合格しなければなりません。この試験は、受験資格さえ満たしていれば、誰でも受けることができます。ここでいう受験資格とは、年齢や最終学歴などがそれに当たります。公務員は高学歴だからといって採用されやすいというわけではありませんのでご安心ください(笑)受験資格も自治体によって異なりますので、自分の受けたい自治体のホームページの採用案内をしっかりと見てみましょう試験内容も書いてくれているので受験資格とせて見ることをおすすめします!

  • まずは自分の受けたい自治体の受験資格をチェックしよう
  • 最終学歴が高卒でも、大学卒業程度の試験を受けれる自治体もある
  • 視力や体に条件をつけられる自治体もある
消太くん
消太くん

受験資格を知ることが大事なんですね!

わったん
わったん

その通り!まずは自分が受ける自治体の情報を知ることが大事なんやで

なるほど!消防士になる夢に1歩近づいた気がします!

せやろ〜。ほんなら次は試験の内容について見ていこか〜。

試験内容

公務員試験は大きく分けて、筆記試験体力試験作文(論文)面接に分かれています。試験の難易度は採用区分(高卒程度、大卒程度)によって少し変わりますが、大まかな内容については変わりません。市役所などの事務職について体力試験がなく、警察、消防、自衛隊などの公安職については体力試験があることが多くなっています。それでは各試験について見ていきましょう!

筆記試験

まずは筆記試験から見ていきましょう。筆記試験は大きく一般知能一般知識に分かれます。試験は5択一式が多く40問〜50問くらい目安になります。SPI等を採用している都市もありますが、ここではごく一般的な公務員試験に着目しお話します。

一般知能とは

  • 判断推理
  • 数的推理
  • 資料解釈
  • 文章理解(現代文 英文)

以上のものが一般知能分野と呼ばれます。問題数の約半分が、これらの中から出題されることが多いのでしっかり対策することをおすすめします。難しい問題もありますが、ほとんどの問題がしっかり対策すれば解ける問題なので日々の勉強を頑張りましょう。中には公務員試験対策に使っていた過去問から、本番の試験で同じ問題が出たこともあります(笑)ある程度の問題をこなすのも大切なのかもしれません。

一般知識とは

  • 人文科学(世界史・日本史・地理・思想・哲学・文芸)
  • 自然科学(数学・物理・化学・生物・地学)
  • 社会科学(法律・政治・経済・社会)

一般知識は非常に範囲が広く、全科目を完璧にしようとしても、とても時間が足りません。そのため僕が学習していた当時は、科目を絞っていました。社会科学は出題数も多くなっていることが多いため、入念に時間を費やすことをお勧めします。特に政治経済は、絶対と言っていいほど出題されますのでしっかり抑えておきましょう。人文、自然科学についてはそれぞれの分野から4科目を選択し、勉強すれば概ね過去問点数は安定してくるのかなと思います。心配しなくても、哲学・思想・文芸から問題が10問も出ることはありません(笑)基本的には各分野から出題される問題数は決まってます。そのため、一点集中というよりかは、広く浅く勉強することをお勧めします。

体力試験

待ってました!!体力自慢の諸君。皆さんが1番気になるのはここですよね(笑)ここでは体力試験について紹介します。まずは、種目に何があるのか見ていきましょう!

  • 腕立て伏せ
  • 立ち幅跳び
  • 20mシャトルラン
  • 1500m走
  • 握力
  • 反復横跳び
  • 懸垂
  • 上体起こ

僕の経験上ほとんどの自治体は上記の中から採用していると思います。正直、体力試験で周りと差をつけることは難しいと思うのが無難でしょう。実際に少し差がつくのは1500m走シャトルランくらいで、そこそこの体力自慢が多い消防の試験では差ができにくいのが実情です。そのため、僕個人の意見としては体力試験対策をひたすら行うのであれば、筆記試験対策に時間を費やす方が賢いかなと思います。

作文(論文)

僕が試験を受けていた当時は高卒程度の試験が多かったので、基本的には作文でした。大卒程度は論文に変わります。高校入試や大学入試で学んだ文章構成は皆さん覚えていますか?笑
僕も今となっては忘れかけですが、文章の基本とも言える「起承転結」がしっかりとかけていればいればいいのかなと思います。文章が得意な方は、アレンジを加えてみてもいいと思いますが、あくまで公務員試験ですので僕は無難に書きました(笑)あと文字も丁寧に書いたほうがいいでしょう。試験官は人間ですので、そもそも読んでもらえないような字で書いてしまっては、試験官も読む気無くしてしまいますよね。
丁寧かつ文章構成をしっかりと考えて書くようにしましょう。作文も練習すれば必ず上達します!!

面接

面接は試験官3人で行われることが多いです。それぞれの人から質問を受けその質問の回答から掘り下げて聞かれるといったイメージです。どんなことを聞かれるかまとめてみますのでご覧ください!

  • 志望動機
  • 今まで頑張ってきたこと
  • 自己紹介
  • 自己PR
  • 採用後の目標
  • 家族構成ついて

回答は明瞭簡潔にするのが好ましいと思います。長々と自身の意見を述べることは面接の場では求められていません。しっかりとコミュニケーションを取れるのか、というところが重要になりますので、そこは注意した方がいいでしょう。これは人事で仕事をしている知り合いが言っていたので間違い無いと思います。

消太くん
消太くん

公務員試験って難しそうだね〜。

わったん
わったん

難しいかもしれへんけど、しっかり対策すれば誰でも合格は目指せるで。

消太くん
消太くん

頑張ってみます!!

わったん
わったん

消太くんが消防士になる日も遠くないな!

消防士に資格は必要?

結論からゆうと入る時点で資格は一切要りません。先述した通り、公務員試験は受験資格さえ満たしていれば誰でも受けることができます。そのため受験する時点で資格は特に必要ありません。ただ、自身が消防職員になり救急隊員として働きたいと思うのであれば、救急救命士の資格を取ることのできる学校に行くことも選択肢としてはありだと思います。その他、持っていれば少し有利になる資格を紹介します。

  • 大型自動車運転免許
  • 救急救命士
  • 消防設備士
  • 危険物取扱者

以上の資格は、消防業務の上で持っていて損はないと思います。あくまで参考なので資格についてのお話は以上とします!

消防士を目指すパターン5選

消防士を目指すにおいてどういったパターンが多いのか、ベスト5を紹介します!これから消防士を目指す人は参考にしてください!!

  1. 高校3年時公務員試験合格
  2. 高卒→専門学校→公務員試験合格
  3. 新卒→公務員試験合格
  4. 大卒→専門学校→公務員試験合格
  5. 大卒→民間企業就職→公務員試験合格

こんな感じでしょうか?民間企業につとめていた人は30歳で試験合格なんて人もいます。本当に色々な人がいるので、そんな仲間を見つけて一緒に勉強したりするのもいいかもしれませんね!以上5選でした♪

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は試験を中心にお話しました。なかなかこの記事だけでは書けきれないので、細かいところは徐々に記事にしていこうと思います。消防士は試験対策さえきっちりと行えば、誰もがなることができます。一度諦めてしまった人も、この記事を目に通したならばもう一度チャレンジして欲しいと思います。今回の記事を読んで質問があれば下記のお問い合せフォームから質問してくださいね!これからの皆さんの活躍を期待しています!!ではまた!

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